シニアの災害復興支援は「寄付」が中心。今後は「被災地の商品購入」なども
[2017/4/15 00:00]
シニアの災害復興に対する気持ち
シニア向け宿泊予約サービスの「ゆこゆこネット」が、「シニアの災害復興支援活動に関する意識調査」の結果を公開しています。
この調査は、50代以上の会員1,962人に、インターネット経由でアンケートしたものです。
災害復興支援のために「寄付」をしている人が多い
「これまでにおこなったことがある災害復興支援活動」という質問では、「寄付」という回答が多く、他の回答の2倍近くに達しています。
寄付に関しては、『高齢者のため、現地に行ってボランティアをすることは難しいが、周りには今なおボランティアで現地に行っている若者もたくさんいる。そのような活動をする若者への支援ができれば(60代女性)」など、自分にできる形で何らかの支援をしたいという気持ちをこめたコメントが寄せられています。
また、『ふるさと納税の制度を使って、熊本地震への寄付をした。熊本県が大変だからと、他の市町村が熊本の代理になって手続きを引き受けていて、とても好感を持った(50代女性)』など、身近な制度を利用して寄付を行なっている方もいました。
「買って応援」「行って応援」などの方法を意識している
「今後、行ないたい災害復興支援活動」という質問では、「寄付」のほか、「被災地の商品購入」や「被災地への旅行」が多くなっています。
『現地での手伝いは体力的にできないので、被災地の寄付、商品の購入、旅行等で少しだが支援したい(60代男性)』というコメントが寄せられており、自分でもできる支援として「買って応援」「行って応援」という方法が意識されていることが分かります。