2016年も日本の人口は16万人の減少。2010年から6年連続
[2017/4/17 00:00]
日本の人口は「1億2,693万人」
総務省が「2016年10月1日現在の人口推計」を公開しています。
日本の総人口は、1億2,693万3千人で,前年に比べ16万2千人(0.13%)の減少でした。
総人口の減少は2010年から、6年連続です。
65歳以上の割合は過去最高
年齢別人口では、「15歳未満」が1,578万人、「15~64歳」が7,656万人、「65歳以上」が3,459万人でした。
比率で見ると、「15歳未満」の12.4%は過去最低、「65歳以上」の27.3%は過去最高でした。
なお、「75歳以上」に限っても1,690万人で13.3%を占めており、「15歳未満」の人口を上回っています。
男性は340万人少ない
総人口を男女別に見ると、男性が6,176万人、女性が6,516万人でした。
男性の方が「340万人」少なくなっています。
男女比で見ると、男性が48.7%、女性が51.3%です。
女性100人に対する男性の数を「人口性比」と言いますが、2016年は「94.8」でした。
なお、年齢別で見ると、「15歳未満」と「15~64歳」は男性の方が多く、「65歳以上」は女性の方が多くなっています。
全体として、女性方が人口が多いのは、「65歳以上」の人口の差が大きいためです。
少子高齢化の傾向は変わらない
今回の統計を見ても、日本の少子高齢化の傾向は、変わっていません。
人口を年代別にグラフ化した「人口ピラミッド」を見ても、底の部分が縮まった「壺型」になっており、今後も少子高齢化の傾向が続くことが見込まれます。