60代の47%は、自分は「ミドル」だと思っている

[2017/4/19 00:00]

60代の47%は、自分は「ミドル」だと思っている

大王製紙が「健康と気持ちの若さに関する意識調査」の結果を公開しています。

この調査は、50~60代の男女300名にインターネット経由で行なわれました。

まず、「自分の気持ちと、体の状態に当てはまる年代」を、「ヤング」「ミドル」「シニア」の3段階で聞いています。

50代の回答者は、「気持ち」と「体の状態」のいずれも、「ミドル」という回答が6割を超えています。

特に、「気持ち」では17%の人が「ヤング」だと回答しています。

60代の回答者でも、「気持ち」では「ミドル」が一番多く、47%います。

さすがに「体の状態」では「シニア」の方が多くなっています。

50代、60代とも、「体の状態」よりも「気持ち」が若いとしている人が多くなっています。

出典:大王製紙

自分の気持ちと体は、50代は40代、60代は50代と評価している

次に「気持ち」と「体の状態」について、数字で「自己評価年齢」を聞いています。

50代では「気持ち」が42.4歳、「体」が49.8歳でした。

60代では「気持ち」が51.3歳、「体」が57.4歳です。

「気持ち」の方が「体」よりも6歳以上若くなっています。

出典:大王製紙

自分の身に起きたらショックなのは「尿漏れ」

加齢に伴う老化現象について、「自分の身に起きたらショックだと思うもの」を聞いています。

1位は「尿漏れ」でした。

2位は「物忘れ」、3位は「難聴になる」と「歯が抜ける」が同率でした。

出典:大王製紙

心は若くても、体は嘘をつかない

50代も60代も、「自分の気持ち」として、実年齢よりも10歳前後低い年齢を申告しています。

50代でも、自分を「ヤング」と表現する人が17%もいるのは、気持ちが若い証拠でしょう。

しかし、体については、加齢に伴う老化現象を避けることはできません。

実際に、体の年齢について聞くと、心の年齢よりも6歳高いいう結果になっています。

気持ちは若くても、体の老化については、自分自身が一番知っているということでしょう。

自分に対して、無理に若いと言い聞かせていると、実際の体との間に齟齬が生じます。

「尿漏れ」や「物忘れ」でショックを受けないように、自分の年齢を受け入れる準備をしておきましょう。

[シニアガイド編集部]