60代の47%は、自分は「ミドル」だと思っている
60代の47%は、自分は「ミドル」だと思っている
大王製紙が「健康と気持ちの若さに関する意識調査」の結果を公開しています。
この調査は、50~60代の男女300名にインターネット経由で行なわれました。
まず、「自分の気持ちと、体の状態に当てはまる年代」を、「ヤング」「ミドル」「シニア」の3段階で聞いています。
50代の回答者は、「気持ち」と「体の状態」のいずれも、「ミドル」という回答が6割を超えています。
特に、「気持ち」では17%の人が「ヤング」だと回答しています。
60代の回答者でも、「気持ち」では「ミドル」が一番多く、47%います。
さすがに「体の状態」では「シニア」の方が多くなっています。
50代、60代とも、「体の状態」よりも「気持ち」が若いとしている人が多くなっています。
自分の気持ちと体は、50代は40代、60代は50代と評価している
次に「気持ち」と「体の状態」について、数字で「自己評価年齢」を聞いています。
50代では「気持ち」が42.4歳、「体」が49.8歳でした。
60代では「気持ち」が51.3歳、「体」が57.4歳です。
「気持ち」の方が「体」よりも6歳以上若くなっています。
自分の身に起きたらショックなのは「尿漏れ」
加齢に伴う老化現象について、「自分の身に起きたらショックだと思うもの」を聞いています。
1位は「尿漏れ」でした。
2位は「物忘れ」、3位は「難聴になる」と「歯が抜ける」が同率でした。
心は若くても、体は嘘をつかない
50代も60代も、「自分の気持ち」として、実年齢よりも10歳前後低い年齢を申告しています。
50代でも、自分を「ヤング」と表現する人が17%もいるのは、気持ちが若い証拠でしょう。
しかし、体については、加齢に伴う老化現象を避けることはできません。
実際に、体の年齢について聞くと、心の年齢よりも6歳高いいう結果になっています。
気持ちは若くても、体の老化については、自分自身が一番知っているということでしょう。
自分に対して、無理に若いと言い聞かせていると、実際の体との間に齟齬が生じます。
「尿漏れ」や「物忘れ」でショックを受けないように、自分の年齢を受け入れる準備をしておきましょう。