不動産投資は、4割の投資家が「失敗」している
[2017/5/11 00:00]
専門情報サイトによるアンケート
副業として人気のある「不動産投資」ですが、投資を失敗した経験がある人が4割以上もいることが分かりました。
このアンケートは、不動産投資の情報サイト「健美家(けんびや)」が、インターネットで行なったもので、サイトの会員456人が回答しています。
40%以上が失敗経験者
「収益物件を保有したことがある」人のうち、「失敗したことがある」人は40.7%、「失敗したことがない」は59.3%でした。
不動産投資をした人の4割は、失敗した経験があります。
一番の失敗理由は「空室が埋まらなかった」
失敗の原因の1位は「空室が埋まらなかった」で36.6%でした。
次いで「修繕費や維持費に出費がかかりすぎた」が31.1%、「相場より高く買ってしまった」が29.9%です。
また、「新規の入居者の素行が悪かった」、「物件価格が下落した」などの例もありました。
投資で儲けるには知識が必要
逆に「失敗したことがない」人に理由を聞くと、「本をたくさん読んで、知識を身につけた」が一番多くなっています。
2位以下を見ても、不動産屋に質問したり、セミナーに通うなど、知識を身につけるのが一番の対策となっているようです。
当たり前のことですが、「不動産投資」は、誰がやっても必ず成功するというわけではありません。儲けるためには、きちんと勉強して知識を身につける必要があることが分かります。