みんなが1日に歩いている歩数は、男性7,194歩、女性6,227歩
[2017/5/19 00:00]
みんなはどれぐらい歩いてる?
歩くことは、一番基本的な運動ですが、毎日どれぐらい歩けば良いのでしょう。
また、みんなはどれぐらい歩いているのでしょう。
できるだけ参加者数の多い調査を探してみたら、厚労省の「国民健康・栄養調査」に5千人以上が参加したデータがありました。
ここでは、このデータを基に、年代別の歩数などを紹介します。
男性は7千歩、女性は6千歩
調査の対象となった、男性2,684人の1日の平均歩数は「7,194歩」でした。
女性3,174人の平均歩数は「6,227歩」です。
過去10年間のデータを見ると、男性は、一時減少したものの最近は安定しています。女性については、有意な変化はみられませんでした。
ここ数年は、男性は7千歩台、女性は6千歩台で安定しています。
60代から歩数が減り始める
今度は、年代別に見てみましょう。
男女とも、20代が一番歩数が多く、一時減りますが、50代で盛り返します。
しかし、60歳を過ぎると、歩数が減り始め、70代では、全体の平均に比べて2~3割も少なくなってしまいます。
厚労省の目標値は、6,000歩~9,000歩
厚労省が、国民健康づくり運動の目標値としている歩数は、次のとおりです。
- 20~64歳 男性9,000歩
- 20~64歳 女性8,500歩
- 65 歳以上 男性7,000歩
- 65 歳以上 女性6,000歩
この目標値に比べると、今回の調査で分かった歩数でも、まだ不足気味です。
少しでも、上記の目標値に近づくように、毎日歩くことを心がけましょう。