スマホの存在は「自分の大好きなことが詰まった宝箱」

[2017/5/24 00:00]

スマホの利用実態に関する調査

無添加化粧品や健康食品のメーカーであるファンケルが、「スマホの利用実態に関する調査」結果を公開しています。

このアンケートは、2017年3月に、20~40代のスマホユーザー男女500名にインターネット上で行なわれました。

スマホは「宝箱」か「自分の分身」

「スマホがどんな存在か」という質問に対して、一番多い回答は「自分の大好きなこと、趣味が詰まった宝箱」でした。

以下、「ショッピングに欠かせないツール」や「自分のすべてのデータが詰まっている自分の分身」など、スマホを重要な存在としている答が多くなっています。

出典:ファンケル

「暇つぶし」「なんとなく」から習慣化

では、いったい何に、スマホを使っているのでしょう。

よく使うサービスとして挙がっている上位5つは、「メール」「ニュース」「生活情報サービス」「ソーシャルメディア」「動画」でした。

そして、このうちの「ニュース」「ソーシャルメディア」「動画」の3つは、「目的を持ってみている」人よりも「暇つぶしで利用している」人の方が多くなっています。

つまり、「暇つぶし」「なんとなく」から始まって,スマホを見ることが習慣となっているという面もあるようです。

出典:ファンケル

テレビ断ちより、スマホ断ちの方が難しい

スマホを使うことが習慣となっている人にとって、スマホを断つことは、とても難しいことです。

実際に「スマホを断つ」経験の有無に関わらず、マホ断ちに耐えられる時間は「半日」という回答が一番多くなっています。

なお、『「テレビ断ち」と「スマホ断ち」のどっちが難しい』という2択問題でも、「スマホ断ちの方がが難しい」という人が53%と多く、テレビよりも大切に感じる存在になっていることが分かります。

出典:ファンケル

スマホの波は、50代以上にもやってくる

総務省の「通信利用動向調査」を見ると、40代までは「スマホでインターネットが当たり前」ですが、50代は「パソコンでインターネット」が多く、60代以上はインターネット利用自体が7割程度に留まっています。

しかし、50代以上の年代にもスマホは急速に普及しており、数年先にはスマホ中心に変わることが予想されます。

まだ、スマホに乗り換えていない人は、スマホのどこに注意して、どのように楽しめば良いのか、先行してスマホに馴染んでいる世代の使い方を、よく見ておきましょう。

[シニアガイド編集部]