「TOEIC(R)」受験をやめた人は、どこでつまづいたのか
TOEIC(R)受験を諦めた人へのアンケート
英会話教室「RIZAP ENGLISH」と「オールアバウト」は共同で、「過去にTOEIC(R)受験のための学習をしていたが、目標を達成できずにやめた人」に対するアンケート結果を公開しています。
このアンケートは、首都圏の1都3県の会社員や学生のうち、TOEIC(R)受験を諦めた1,200人に対して、インターネット経由で行なわれました。
受験目的は「スキルアップ」
「TOEIC(R)を受験しようとした理由」は、「スキルアップしたいから」が一番多くなっています。
次が、「就職・転職の助けになりそうだから」で、3番目が「仕事・学業で必要になったから」でした。
勉強方法は「教本・問題集」
「英語の学習方法」は、「教本・問題集」が最も多く79.0%に上りました。
2番目は「音声CD」もそうですが、時間や場所にとらわれず、自身のタイミングに合わせて進められるもので学習していたことがわかります。
拘束される時間が決まっている「英語教室・予備校」に通っている人は、12.0%に留まっています。
毎日勉強する習慣が身についていない
「英語学習の頻度と時間」を聞くと、毎日勉強していた人は3割しかいません。また、頻度に関わらず、勉強時間が15分も取れていない人が多いことがわかります。
受験をやめた理由は「やる気」と「時間」がなくなったから
「受験をやめた理由」では、「やる気がなくなったから」と「学習する時間がなくなったから」が、ほぼ並んでいます。
自分のモチベーションを保ち続けることの難しさが、よく分かります。
目標は正しいが、実行することができなかった
「TOEIC(R)受験のための学習において、目標点数を達成するために必要だと思うこと」では、次の3つについて9割以上の支持がありました。
- モチベーションを保つ
- 勉強する習慣をつける
- あきらめず継続して勉強する
つまり、毎日こつこつ勉強をすることが大切だと認識はしているのですが、それを実行に移すことは別の問題なのです。
目標設定は正しくできても、毎日勉強する習慣をつけることや、まとまった時間を作って勉強することが、いかに難しいことであるかがわかります。