「登山・ハイキング」が盛んなのは「関東」と「近畿」

[2017/8/14 00:00]
「登山・ハイキング」に熱心な都道府県の地図 出典:総務省統計局

「登山・ハイキング」に関する統計

総務省統計局が、「山の日」にちなんで「登山・ハイキング」に関する統計を発表しています。

参加している人の年齢や地域など、意外なデータが公開されています。

なお、ここからは、「登山・ハイキング」を「山登り」と略して表記します。

高齢者ほど、山登りに熱心

15歳以上で、過去1年間に山登りをした人は1,073万人でした。

国民の「10.0%」が参加した計算になります。

年齢別では「65~69歳」がもっとも高く、「12.5%」でした。

定年を過ぎて、改めて山登りに参加する人が増えているのでしょう。

また、山登りに参加したのべ日数では、「75歳以上」が最も多くなっています。

「75歳以上」で山登りを続けている人は少ないのですが、続いているのは、山登りに熱心な人であることがわかります。

出典:総務省統計局

参加している人の割合が高いのは「東京都」と「神奈川県」

過去1年間に山登りをした人の割合を都道府県別に見ると、1位は「東京都」でした。

山登りへの参加率は「15.0%」もあります。

2位は「神奈川県」、3位は「奈良県」でした。

男女別では、男性は「神奈川県」、女性は「東京都」が1位になっています。

10位までの総合順位 出典:総務省統計局
男性順位 出典:総務省統計局
女性順位 出典:総務省統計局

地域別でも「関東」と「近畿」が熱心

「地方」単位で見ると、「関東地方」と「近畿地方」が多いことが分かります。

この2つは、どの年代でも、他の地方より参加率が高く、山登りに熱心な地域であることが分かります。

逆に、「沖縄」はどの年代でも参加率が低く、山登りに対する関心が低い地域であることが分かります。

年代/地域別に見た割合 出典:総務省統計局
[シニアガイド編集部]