50歳になったら、ボールペンの選び方も変えよう
[2017/9/27 00:00]
太い線を求める人へのメッセージ
筆記用具メーカーの「ゼブラ」が、「50歳以上の人に合ったボールペンの選び方」についてリリースを公開しています。
ゼブラによれば、50歳以上のユーザーから太い字が書けるボールペンを望む声が増えています。
老眼の時期を迎えると、細い線よりも太い線で書かれた文字の方が読みやすく感じるのです。
線の太さはインクでも変わる
ボールペンは、ボールの大きさだけではなく、インクの種類によって文字の太さが変わります。
ボールペンのインクは、最初は「油性インク」だけでしたが、その後、水と油が混ざっている「エマルジョンインク」、水性の「ジェルインク」が登場しました。
さらに、ジェルインクの速乾性を高めた「ドライジェルインク」という製品もあります。
線の太さで分けると、「油性インク」→「エマルジョンインク」→「ジェルインク」の順に、太く見えます。
ボールペンを選ぶときは、価格やデザインなどで決めてしまいがちですが、50歳を過ぎたら「線の太さ」もチェックしましょう。
ゼブラでは、ボールペンのインクの種類とボール径の太さ別の筆記線比較表を作成し、PDF形式で公開しています。
この筆記線比較表を見ると、同じ大きさのボールであっても、インクの種類によって、線の太さが違って見えることが良く分かります。
自分に合った書き味も探そう
以前からある「油性インク」のボールペンと、エマルジョンインクやジェルインクのボールペンでは、書き味が異なります。
例えば、油性インクは「書きごたえがある」、エマルジョンインクは「なめらかに書ける」、ジェルインクは「さらさらとした書き味」と表現されます。
読みやすい文字の太さだけではなく、自分の好みの書き味を探すためにも、これまで使ったことのないボールペンに挑戦してみましょう。