乳がんが分かったきっかけの46%は「セルフチェックでの違和感」

[2017/10/1 00:00]

乳がん経験者が回答したアンケート

女性向け健康情報サービス『ルナルナ』が、乳がんに関するアンケートの結果を公開しています。

このアンケートは、2017年9月に行なわれ、乳がんの経験がある「91名」が回答しています。

乳がん発覚のきっかけは「セルフチェック」が多い

乳がん経験者に「病気が発覚したきっかけ」を聞いています。

一番多いのは「セルフチェックで違和感を覚えて自ら行った検診」で、46%でした。

乳がん経験者の半分近くは、セルフチェックが、乳がん発見のきっかけとなっています。

二番目以降は、人間ドックや会社の定期検診などが並んでいます。

出典:データを基に編集部が作成

一番不安だったのは「自分の余命」

「乳がんがわかったときに最も不安・心配だったこと」を聞いています。

一番多いのは「自分の余命」で57.0%、二番目が「家族や周囲にかかる負担」で44.2%、三番目が「仕事もしくは学業と治療の両立」41.9%でした。

乳がん未経験者には、「定期検診の重要さ」を伝えたい

最後に、「乳がん未経験の人に伝えたいこと」を聞いています。

一番多いのは「定期的な検診の重要さ」でした。

二番目は「病気になったときの経済的な備え(保険など)」という経済面での準備です。

三番目は「セルフチェックの重要さ」と「乳がんについての正しい知識・情報を知っておくこと」が並んでいます。

定期検診および、セルフチェックの重要さを伝えたいという意欲が強いことが分かります。

経験者からは、「発見は早い方が良い。検診で病気が見つかることは怖いと思いますが1歩踏み出してもらいたい」、「セルフチェックをしていたらもっと早く気づけたかも。セルフチェックも定期的にするのがおすすめです」などのメッセージが寄せられています。

出典:データを基に編集部が作成

セルフチェックの方法

なお、乳がんのセルフチェックについては、下記のリンクに医師が監修した方法が掲載されていますので参照してください。

[シニアガイド編集部]