電動車いす型ロボット「RODEM(ロデム)」
[2017/11/22 00:00]
ロボットメーカーの「テムザック」が、電動車いす型ロボット「RODEM(ロデム)」を発売しました。
メーカー希望小売価格は98万円で、消費税は非課税です。
RODEMは、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けて、デンマークで実証実験を行ない、実用化された乗り物です。
ユーザーの思いにより、時にはロボット、時にはモビリティ(乗り物)、時には車いすとしての役割を1台で果たします。
RODEMは、後ろから「乗る」形式なので、体の向きを変えることなく、ベッドやイス、トイレ等へ乗り移りができます。
RODEMは、モーターによる4輪駆動で、最高速度は6km/hです。
バッテリーは鉛で、家庭用の100V電源による充電時間は8時間です。
また、次の3つの機能を備えています。
- 【1】遠隔操作機能
RODEMの操縦はジョイスティックで行ないますが、Bluetooth経由でスマートフォンから遠隔操作できます。 - 【2】座面の上下機能
ベッドやイス等の高さと座面の高さを揃えることができ、簡単に乗り移ることができます。座面を一番高くすると、歩行者とほぼ同じ目線での移動や会話が可能になります。 - 【3】その場旋回機能
小回りが利き、最小回転半径でのその場旋回ができるので、エレベーターやトイレなどの狭い空間でも反転できます。
RODEMの各機能については、テムザックによるプロモーションムービーをご覧ください。
【RODEMプロモーションムービー】