アフィリエイトで稼いでいる人の目的は「貯金」と「生活費」
実際にアフィリエイトをしている1,013人へのアンケート
インターネット広告業のファンコミュニケーションズが、「アフィリエイト参加者に聞く副業実態調査」の結果を公開しています。
2017年10月に行なわれたアンケートでは、アフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」の会員1,013人が回答しています。
自宅でできる副業として注目されている「アフィリエイト」を職業とするアフィリエイターの実状が分かる、興味深い内容となっています。
アフィリエイターの8割以上は「副業」
アフィリエイトを専業にしている人は「19%」に留まっており、残りの「81%」は他に本業がある上で副業として行なわれています。
アフィリエイターの本業は「会社員」が多い
副業でアフィリエイトを行なっている人の本業で、一番多いのは「会社員」でした。
特に男性は「会社員」の比率が高く、6割を超えています。
それに「自営業」と「主婦」が続いています。
「帰宅後」だけではなく「昼休み」も費やしている
副業であるアフィリエイトに充てる時間は、「帰宅後」がほとんどです。
さらに、「昼休み」や「出社前」も、アフィリエイトに費やしている熱心な人も、4人に1人の割合でいます。
副業収入の用途は「貯金」と「生活費」
アフィリエイトによる収入の用途で一番多いのは「貯金」でした。
次も「生活費」で、堅実に使っている人が多いことが分かります。
三番目は「投資・運用」が入り、少しでも増やそうという意志が感じられます。
アフィリエイト以外の副業もネット中心
アフィリエイト以外の副業は、ポイントサイトやアンケートモニターなど、自宅でできるネット関連が多くなっています。
ただし、一番多い「ポイントサイト」でも17%台に留まっており、アフィリエイト以外の副業まで手がまわる人は少ないことが分かります。
アフィリエイトを始めたきっかけとメリット
アフィリエイトを始めたきっかけについて、定年後を考えている人も多いようです。
いくつかコメントを紹介しましょう。
- 将来の定年にも備え、自己の力で稼げる手段を見つけたい(45~49歳会社員男性/神奈川県)
- 貯金もしたいし、自宅でできる定年のない仕事をしたいと考えたから(50~54歳会社員女性/東京都)
- 定年後の年金以外の副収入(60歳~専業男性/香川県)
また、シニア層から見たアフィリエイトの長所を挙げている人もいます。
- 低資本で、何度でも取り組める(50~54歳会社員男性/新潟県)
- パソコンに詳しくなり世の中の流行もわかる。文章を書くのが苦にならなくなる(55~59歳自営業女性/秋田県)
- 副収入であるがゆえに自由になる資金であり人生を豊かにできる(60歳~専業男性/高知県)
アフィリエイトは、パソコンとインターネットがあれば始められる低リスクの副業です。
しかし、過去の調査を見ても、アフィリエイトによる月収が「0円~千円未満」という人が54%もいました。
このアンケートの回答にもあるように、本業があっても、昼休みまで費やすだけの熱意がある人に向いている副業と言えるでしょう。