2017年の1年間で、日本の人口が40万人減った
[2018/6/4 00:00]
94万人生まれて、134万人が死亡
厚労省が、2017年の人口について人口動態統計(概数)を公開しています。
これは、2017年12月までの統計の月報を基にして、2017年中の人口の変化を見たものです。
対象としているのは、日本国内に在住している日本人の人口です。
まず、出生数は「94万6,060人」でした。昨年に続き、100万人を切っています。
一方、死亡数は「134万433人」でした。
出生数から死亡数を引くと、1年間で「394,373人」、つまり約40万人も人口が減少したことになります。
2016年と比べて、出生数が減って、死亡数と人口減少数が増えており、人口の減少が加速しています。
60万組が結婚し、21万組が離婚
婚姻件数は「60万6,863組」です。
離婚件数は「21万2,262組」でした。
2016年に比べると、婚姻件数も離婚件数も減少しました。
これは、全体の人口が減っているだけが原因ではなく、婚姻率や離婚率自体が下がってきています。
結婚しにくく、離婚しにくい状況になっていると言えるでしょう。
【お知らせ】この記事は2018年6月4日に内容を更新しました。