犬の平均寿命は「14.2歳」、猫は「15.3歳」

[2018/1/3 00:00]

ペットの飼育事情の調査

一般社団法人 ペットフード協会が、「全国犬猫飼育実態調査」の結果を公開しています。

2017年9月に行なわれたインターネット調査では、20歳~79歳の男女63,123人が回答しています。

なお、この記事では、犬と猫を対象に「ペット」という呼び方をしています。犬猫以外のペットを飼育されている方は、悪しからずご了承ください。

猫の寿命は飼い方で変わる

飼育されているペットの平均寿命は、犬が「14.2歳」、猫が「15.3歳」でした。

猫のほうが少し寿命が長くなっています。

また、猫の寿命は飼育環境に大きく左右されます。

家の外に出る飼い方では「13.8歳」ですが、家の外に出ない“完全室内飼い”の場合は「16.3歳」まで伸びます。

出典:データを基に編集部が作成

ペットの食事は「ドライタイプ」が主流

ペットの食事では、犬猫ともに「市販のドライタイプ」が主流で、9割前後を占めています。

また、犬猫ともに3割以上の人が「市販のおやつ」を利用しています。

猫は、ドライタイプ以外に、「市販のウェットタイプ」を併用している人が多いのが特徴です。

出典:データを基に編集部が作成

ペットにかかる費用は犬の方が大きい

ペットの飼育に掛かる月額の費用は、犬が「10,818円」、猫が「7,475円」でした。

1年分に換算すると、犬が「129,816円」、猫が「89,700円」です。

この費用には、医療費も含まれています。

出典:データを基に編集部が作成

飼育されている数は猫のほうが多い

全国で飼育されているペットの推計頭数は、犬が「892万頭」、猫が「952万頭」でした。

犬の飼育頭数は「減少」気味で、猫の飼育頭数は「横ばい」です。

また、ペットを飼育している世帯は犬の方が多く、1件当たりの平均飼育頭数は猫の方が多いという特徴があります。

出典:データを基に編集部が作成
[シニアガイド編集部]