かわいがっていた植木を、新しい人に引き続いでもらえる「植木の里親」
[2018/3/15 00:00]
植木の里親を探してくれる業者
東京都八王子市にある造園業者「やましたグリーン」が、植木の里親を探す活動をしています。
誰かがかわいがっていた植木も、思い入れのある人が死んでしまった後は、枯れてしまったり、手入れができなくなってしまいます。
このあたりは、犬や猫のようなペットに近い感覚でしょう。
そうであれば、自分が生きている間に植木も里親に出すというのは一つの選択でしょう。
誰かが引き継いでくれると思うと気持ちが違う
やましたグリーンに「植木の里親」を依頼すると、鉢に入ったものはそのまま引取り、屋外に植えられているものは掘り出して根の部分を保護してから引き取って、いったん自社の敷地内に植栽します。
里親は、ホームページやFacebookで探します。
里子に出た植木の情報を見た上で「欲しい」という人がいれば、里親として育てられる環境であることを確認した上で運搬し、必要であれば植栽して引き渡します。
費用として、引取りの際は掘り出しと運搬費、引き渡しの際は運搬費と植栽費用がかかりますが、金額は最低限としています。
「処分されてしまう」と思うと、手がつけることができない植木でも、「誰かがまた愛情を持って育ててくれる」と思えば、生前整理のつもりで依頼することができます。
また、故人が残したものであっても、伐採されたり、処分されてしまうと、故人に申しわけないという気持ちになりますが、新しい里親に託せるのであれば依頼しやすいでしょう。
大きな木を伐採することに、怖れを感じる人にも有効な方法でしょう。
連絡はWeb上で
やましたグリーンへの問い合わせは、ホームページ上のお問い合わせフォームで行ないます。
気にかかっている植木を持っていらっしゃる方は、相談してみてはいかがでしょう。
逆に、里親として植木を引き取りたいという方は、やましたグリーンのホームページをチェックしましょう。
動画:「「植木の里親」を始めた理由」
【「植木の里親」を始めた理由】