家計の節約を意識している人は8割。目的は「老後の資金」

[2018/4/26 00:00]

4千人に聞いた「節約」アンケート

調査会社のソフトブレーン・フィールドが、「家計に関する調査」の結果を公開しています。

2018年4月に行なわれたアンケートでは、4,521人が回答しています。

このアンケートでは主に、家計の節約について聞いています。

8割以上の人が「節約」を意識している

普段の生活の中で、節約について「強く意識している」人は23.6%でした。

「まあまあ意識している」の57.4%と合わせると、8割以上の人が節約を意識して生活しています。

出典:ソフトブレーン・フィールド

「老後のための資金」と「生活に余裕がない」が双璧

節約を意識している理由は、「老後のための資金」がもっとも多く、老後の生活に対する不安が強く感じられます。

また、「生活費に余裕がある状態ではない」も、ほぼ並んでおり、限られた収入で生活している人が多いことが分かります。

出典:ソフトブレーン・フィールド

節約の目標は「5千円~1万円」

家計を管理する上で見直しをしたいと思っている金額を聞いています。

一番多いのが「5千円~1万円」でした。

これが、節約することによって減らす目標と言えるでしょう。

次に多いのが「わからない」で、特に目標金額を決めなくても、節約をしている人も多いことが分かります。

出典:ソフトブレーン・フィールド

「光熱費」「食費」「携帯電話料金」がターゲット

家計を節約する上で、対象となる項目を挙げています。

未婚や既婚、子の有無に関わらず、ターゲットとなっているのは「光熱費」と「食費」、そして「携帯電話料金」でした。

この3つは、毎月の出費の金額や節約の方法が分かりやすいので、節約のターゲットにしやすい項目なのでしょう。

一方で、「趣味・娯楽費」は、節約の対象になりにくいことが分かります。

生活を楽しむための項目なので、節約の対象から外してしまいやすいのでしょう。

出典:ソフトブレーン・フィールド
[シニアガイド編集部]