キャンピングカーの購入金額は「400万円台」が最多

[2018/7/10 00:00]
出典:日本RV協会

キャンピングカーユーザーのプロフィール

一般社団法人 日本RV協会が、会員のキャンピングカーユーザーへのアンケート結果を公開しています。

2018年2月に郵送されたアンケートには、2,113人が回答しています。

ユーザーは「会社員」が多い

キャンピングカーユーザーの職業は、「会社員」が36%、「定年退職者」が28%でした。

昨年に比べて、「定年退職者」が増えています。

出典:データを基に編集部が作成

「60代」が最多

キャンピングカーユーザーの年齢は、「60代」が最多でした。

全体的に年齢は高く、50代以上が8割を占めています。

出典:データを基に編集部が作成

購入金額は「400万円台」が最多

キャンピングカーの購入金額は、「400万円台」が最多でした。

前年は、「500万円台」が最多だったので、やや下がっています。

それでも、300万円~600万円台が中心なので、それなりにお金の掛かる趣味であることは間違いありません。

出典:データを基に編集部が作成

購入の目的は「夫婦2人での旅」

キャンピングカーの購入目的で一番多いのは「夫婦2人で旅行を楽しむため」でした。

次に「ペット連れの旅行に最適と判断したため」です。

ユーザーの年齢が高いためか、「子供たちとキャンプや旅行を楽しむツール」を挙げた人は20%を切っています。

出典:データを基に編集部が作成

導入後の変化

キャンピングカー導入で変わったこととしては、「出発時間や目的地を気楽に決められるようになった」が最多でした。

次に「立ち寄り温泉や観光施設をめぐるのが楽になった」が入っています。

出典:データを基に編集部が作成

成長を続けるキャンピングカー市場

日本RV協会の調査によれば、国内のキャンピングカー保有台数は10万台を突破しました。

また、2017年のキャンピングカー関係の総売上は「424億円」に達し、年々市場規模が大きくなっています。

キャンピングカーは高額な商品なので、経済的な余裕のあるシニアユーザーが中心となりつつあります。

価格面では、機能を絞った低価格の製品を求めるユーザーが増える一方で、「1,000万円台~」の割合も増えており、ユーザーの二極化が進んでいます。

[シニアガイド編集部]