50代の2人に1人は、歯や口の問題で日常生活に支障がある

[2018/7/31 00:00]

1万人に聞いた歯科治療のアンケート

日本歯科医師会が、「歯科医療に関する生活者調査」の結果を公開しています。

2018年4月に行なわれたインターネット調査には、15歳から79歳までの男女1万人が回答しています。

50代は半分以上の人がトラブル持ち

この1~2年に、歯や口の問題(痛くなる、はれる、つめものがとれる、ものがはさまるなど)で日常生活に支障をきたしたことがある人が半分を超えています。

年齢別にみると、40代以降から半数を超え、50代は56.5%と最も高くなっています。

出典:日本歯科医師会

治療中の人は1割強

歯の治療状況をみると、「まったく治療やチェックを受けたことがない」人は7.6%しかいません。

つまり、回答者の90%以上は1度は歯科に行った経験があります。

そして、「現在、治療中」の人は12.1%でした。

年齢が高くなるにつれて、治療中の人は増え、70代では17.5%まで上がります。

一方、「現在は治療を受けていないが、定期的にチェックを受けている」と定期点検による予防をしている人は31.3%でした。

こちらも年齢が高くなるつれて、増えていきます。

出典:日本歯科医師会

もっと早く行けば良かったと思っている人が多い

「もっと早くから歯の健診や治療しておけば良かった」と思っている人は、75.7%もいます。

回答者の4人に3人は、歯の治療を先延ばししてしまったことを後悔しているようです。

出典:日本歯科医師会
[シニアガイド編集部]