技術の進歩に肯定的な人は6割。期待する分野は「医療/ヘルスケア」
[2018/8/19 00:00]
テクノロジーの進化についての1万人調査
調査会社のインテージリサーチが、「テクノロジーに関する意識調査」の結果を公開しています。
この調査は、2018年3月にインターネットで行なわれ、16歳~79歳までの男女1万人が回答しています。
技術の進歩に肯定的な人は6割
「AI(人工知能)などのテクノロジーの進化によって、社会が良い方向に向かう」というポジティブな回答をした人は、全体の62.1%でした。
逆に「テクノロジーの進化によって、世の中が変化することに不安を感じる」というネガティブな回答をした人は、37.9%です。
テクノロジーの進歩を肯定的に感じる人が6割、否定的に感じる人が4割という割合でした。
内訳を見ると、若い男性は肯定的な人が多く、高齢の女性は否定的な人が多いという傾向があります。
テクノロジーを活用すべき分野は「医療/ヘルスケア」
いくつかの分野別に、「テクノロジーの活用を積極的に行なうべき」か、「テクノロジーの活用を慎重に進める必要がある」かを聞いています。
積極的に行なうべきとされる分野は、「医療/ヘルスケア」「防災/安全」「暮らし/生活」などでした。
一方、「生産技術」「情報/システム」「コミュニケーション」の分野では、テクノロジーの活用を慎重に行なうべきという人が多くなっています。
全体的には、テクノロジーの活用に肯定的な意見が多いものの、分野によっては、これ以上の進歩に不安を感じる人が多いことが分かります。