2018年の自殺者は約2万人。男性が7割を占める

[2019/1/23 00:00]

自殺者数は減少が続く

警察庁が、2018年の自殺者数について、速報値を公開しています。

2018年の自殺者数は「20,598人」でした。

日本の自殺者数は、2003年の34,427人をピークに減り続けています。

2018年分は、まだ速報値ですが、前年に比べて数百人減少したもようです。

2017年までの自殺者数推移 出典:警察庁

自殺者は男性が7割

男女別では、男性が69%、女性が31%で、男性が多い状態が続いています。

出典:データを基に編集部が作成

自殺者が多いのは「東京都」

都道府県別で、自殺者数が一番多いのは「東京都」でした。

東京以外でも、人口が多い大都市圏が上位となっています。

10位の「静岡県」までは500人を超えています。

  • 東京 2,248人
  • 大阪 1,210人
  • 埼玉 1,186人
  • 神奈川 1,119人
  • 愛知 1,065人
  • 千葉 1,016人
  • 北海道 986人
  • 兵庫 954人
  • 福岡 852人
  • 静岡 611人

自殺者が少ないのは「鳥取県」

一方、自殺者数が一番少ないのは「鳥取県」です。

鳥取県を始めとして、人口が少ない県が並んでいます。

10位の「山形県」までは200人を切っています。

  • 鳥取 79人
  • 徳島 89人
  • 島根 113人
  • 福井 133人
  • 高知 133人
  • 香川 157人
  • 佐賀 160人
  • 石川 161人
  • 富山 172人
  • 山形 199人
[シニアガイド編集部]