ふるさと納税の1回の寄付は「1万円」。年に2~4回利用する人が多い
[2019/3/5 00:00]
ふるさと納税利用者へのアンケート
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が、ふるさと納税の利用実態アンケートを行なっています。
2019年1月から2月にかけて行なわれたインターネットアンケートには、るさと納税制度を活用して寄付をしたことがある20歳以上の男女1,179人が回答しています。
ここでは、ふるさと納税の寄付の仕方を中心に紹介します。
利用は、年に数回の人が多い
「2018年に行なったふるさと納税の寄付回数」で、一番多いのは「2~4回」でした。
次に多いのが「5~7回」です。
中には「11回以上」という人もいます。
1回1万円の人が多い
「2018年に行なったふるさと納税の1回の最高額」は、1万円が半分を超えました。
多くの人は、1万円単位で、年に数回ふるさと納税をするというパターンのようです。
年に100万円以上のヘビーユーザーもいる
「2018年に行なったふるさと納税の寄付総額」は、1万円~7万円の人が多くなっています。
そして、「100万円以上」というヘビーユーザーがいます。
これだけの金額を、全額控除しようとすれば、その人は3千万円近い収入が必要となります。
高額納税者が控除限度額一杯までふるさと納税を行なって、返礼品をもらっているというパターンなのでしょう。
大きく変わるふるさと納税
ふるさと納税制度については、2019年6月から、制度の変更が行なわれる予定です。
その際には、返礼割合が3割以下に統一され、返礼品が地場産品に制限される見込みです。
それらの変更を受けて、ふるさと納税の利用パターンも変化するでしょう。
現在、返礼品のほとんどは食料品が指定されていますが、地場産品の定義によっては、それも大きく変わるでしょう。