仕事のための学習の効果は「自分に自信が持てた」
[2019/3/15 00:00]
1万人に聞いた社会人のお勉強
転職支援サービスの「エン転職」が、「社会人の学習習慣」についてアンケート結果を公開しています。
2019年1月から2月にかけて行なわれたインターネットアンケートには、12,017人が回答しています。
仕事に関して学習した経験がある人は7割
これまでに仕事に関連した知識やスキルの学習に取り組んだことがある人は、回答者の70%でした。
専門知識の習得が目的
学習の内容で多いのは、「資格取得に必要な専門知識・スキル」と「職務に紐づく専門知識・スキル」でした。
主に、資格や仕事に関係する専門知識を勉強している人が多いことが分かります。
体系的な専門知識を得るのに向いている「読書」
学習方法で一番多いのは「読書」でした。
「読書」は、専門知識を体系的に得るための方法として、依然として有効であることが分かります。
これに「インターネットなどでの調査」が続きます。
学習時間は「週に1~3時間」が最多
学習を行なう時間は、「週に1~3時間未満」が60%を超えています。
週に5時間以上、学習している人は14%しかいません。
学習をしていたことで良かったと感じたこと
「学習していたことで、仕事に与えた良い変化は」で、一番多かったのは「自分に自信が持てた」でした。
また、「仕事の幅が広がった」「仕事の精度が上がった」などの効果が報告されています。
実際に効果を感じた人の声を聞いてみましょう。
- 考え方のプロセスが変わり、より論理的な提案ができるようになった。(29歳男性)
- 今まで電気系の仕事でしたが、機械設計の学校に行ったことによって、希望していた機械系の仕事に就けた。(35歳女性)
- 資格があることで信頼感を得られる。また、資格取得のために勉強した内容が、自身の仕事の棚卸しにもつながり、勉強をするほど、仕事の質も高まった。(23歳女性)
仕事のための学習をする習慣があることによって、「自信が持てた」「仕事に活きた」などの良い変化があったことが分かります。