泉佐野市、Amazonギフト券が最大30%戻る「300億円限定キャンペーン」
[2019/4/28 02:33]
挑発的キャンペーンの第二弾
大阪府泉佐野市は、ふるさと納税「300億円限定キャンペーン」を2019年4月26日から開始しました。
このキャンペーンは、ふるさと納税の寄付額に対して、最大で30%のAmazonギフト券を還元するものです。
キャンペーンは、寄付の総額300億円に達するか、ふるさと納税の新制度が始まる直前の5月31日まで行なわれます。
泉佐野市では、ふるさと納税の制度変更に反対するという立場から、挑発的なキャンペーンを続けており、ふるさと納税を統括する総務省との対立が一層深まることが予想されます。
最大30%のギフト券を還元
泉佐野市では、キャンペーンについて、次のように記載しています。
6月1日に施行される(改正)地方税法により、ふるさと納税は、多くの自治体にとって厳しく、
寄附者にとってもチョット残念な制度に変わってしまいます。
今、ふるさと納税にどのような問題が起こっているのか、どんな制度になってしまうのか、
6月までには少し早いですが、寄附者の皆様に新しいふるさと納税を体感していただくことで、
問題や課題を知っていただきたく、今回のキャンペーンを実施します。
その上で、次の2つのコースが用意されています。
- Aコース:「地場産品問題」体感コース
“もしも、泉佐野市のふるさと納税が「地場産品」だけになったら”として、地場産品である「泉州タオル」を例に“本市のような地場産品が豊富ではない自治体は、寄付先の選択肢に入ることが厳しい環境となります。”としています。 - Bコース:「経費50%問題」体感コース
“経費50%問題のしわ寄せで、返礼品の調達率が20%になったら”として、返礼品の返礼率は、経費50%の影響を考慮して「寄付額の20%」に設定している
Bコースを選ぶと、Aコースとの返礼率の差を埋めるために、寄付額の30%のAmazonギフト券がプレゼントされます。