自動的に列を作って走る電動車イスを成田空港で実験
[2019/5/21 00:00]
全日本とパナソニックは、成田空港において、自動的に列を作って走る電動車イスの実証実験を行ないます。
実証実験に使われるパーソナルモビリティは、パナソニックが、電動車イスメーカーのWHILL(ウィル)と共同開発しているものです。
成田空港では、ベトナム~成田~米国などの乗り継ぎをする人を対象としてサービスを提供し、実用化の可能性を検証します。
パーソナルモビリティは、「快適な乗り心地」と障害物を検知する「安全性」の機能を有しており、最大時速4km/hで移動します。
そして、先頭の一台の車イスを係員が操作すると、他の車イスが自動的に追従して走ります。
現在、飛行機の乗り換えを行なう大型の空港は、乗り換え時に長い距離の移動を強いられることがあり、移動に不安があるシニアの負担となっています。
それを解消するための、有効な手段として実用化を期待しましょう。