日本人の平均寿命が過去最高を更新。「90歳」まで生きる確率も判明
[2019/8/1 00:00]
平均寿命が過去最高を更新
厚労省が、日本人の平均寿命を公開しています。
平成30年の平均寿命は、女性が「87.32歳」、男性が「81.25歳」でした。
いずれも過去最高を更新しました。
また、男女間の差は、わずかに縮まりました。
世界的には「香港」が1位
主な国や地域との比較では、女性は香港に次いで2位、男性は香港とスイスに次いで3位です。
75歳まで生きる確率は4分の3以上
今回の結果をまとめた「平成30年簡易生命表」によれば、生まれた人が「75歳」まで生きる確率は、女性が88.1%、男性が75.6%でした。
寿命が短い男性でも、4人のうち3人は、75歳まで生きる確率です。
同じように、「90歳」まで生きる確率は、女性が50.5%、男性が26.5%でした。
女性なら半分、男性でも4人に1人は90歳まで生きる確率です。
なお、生まれた人のうち、ちょうど半分が生き残っている年齢は、女性は90.11歳、男性は84.23歳でした。これは平均寿命よりも2~3年長くなっています。
平均寿命よりも長生きする可能性が、意外と高いことは覚えておきましょう。