月に5千円も収入が増える「年金生活者支援給付金」の締切が迫る
12月の振込に間に合うには、今月中に手続きが必要
2019年10月に始まった「年金生活者支援給付金制度」の締切が迫っています。
「年金生活者支援給付金制度」の申し込みは、2019年10月18日が締切でしたが、10月末日までに手続きをすれば、12月中旬から振込が始まります。
日本年金機構から、「年金生活者支援給付金制度」の書類が届いている人は、すぐにハガキを返送してください。
ハガキを返送するだけで、月に5千円貰える
「年金生活者支援給付金制度」は、2019年10月に始まった制度です。
基礎年金を受けている人の生活を支援するために、新たな給付金が支給されます。
対象は、「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」を受け取っていている人です。
所得金額など一定の条件もありますが、あまり厳しいものではありません。
自分や家族が「基礎年金」を受け取っている人は、日本年金機構からの郵便物が来ていないか、再確認してください。
年金生活者支援給付金の金額は、所得の金額や年金の加入状況によって、多少の変動がありますが、月々5,000円が目安です。
自分の給付金の見込み額は、厚労省から郵送されたハガキに掲載されていますので、確認してください。
「年金生活者支援給付金制度」の手続は、郵送されてきたハガキに、「署名」「提出日」「電話番号」を記入して、返送するだけなので、難しくありません。
簡単な手続きで、最大で年に6万円も収入が増えるので、該当する人は、必ずハガキを返送してください。
もらい忘れのないように、すぐに返送を
厚労省によれば、9月27日までに発送した「年金生活者支援給付金」のハガキは約768万件でした。
そのうち、10月16日までに戻ってきたのは約688万件で、全体の9割でした。
つまり、まだ該当者の1割は手続を終えていません。
2019年10月分の給付金は、2019年12月中旬に、年金と一緒に振り込まれます。
厚労省では、手続のハガキを10月末までに返送すれば、12月の振込に間に合うので、すぐに手続をするように呼びかけています。
なお、10月末を過ぎた場合でも、年内に手続きを終えれば、10月分を受け取ることはできます。
できるだけ早く、ハガキを返送して、もらい忘れがないようにしてください。