消費税増税に不満や負担を感じている人は6割
消費税増税についてのアンケート
転職サイトのワークポートが「消費税増税後の変化」についてのアンケート結果を公開しています。
2019年10月に行なわれたアンケートには、275人が回答しています。
消費増税に対して「不満を感じている」人は7割弱
「消費税の増税に対して不満を感じている」人は66.2%でした。
増税への不満を感じている人は6割強でした。
「感じていない」は33.8%でした。
負担を感じている人は6割弱
「消費税率10%に対して負担を感じている」人は57.8%、「感じていない」人は42.2%でした。
負担を感じている人が6割弱でした。
負担を感じていない人も、4割を超えています。
軽減税率を理解している人は7割
「軽減税率について理解している」人は71.3%、「理解していない」人は28.7%でした。
「食料品などの消費税率を8%に抑える」軽減税率の制度について、7割以上の人が理解しています。
増税後の行動に変化がある人は4割強
「消費増税後に、自分の行動や考え方に変化はあったか」と聞いています。
「変化があった」人は45.4%、「なかった」人が54.5%でした。
自分の行動や考え方に変化がなかった人の方が多いという、意外な結果になりました。
不満はあっても、慣れ始めている印象
アンケートを通じて、消費税増税に不満や負担を感じている人は、回答者全体の6割ぐらいを占めています。
やはり、過半数の人は、増税への不満を抱いていることが分かりました。
一方、3割~4割の人は、あまり不満を感じていません。
また、「軽減税率」について知識のある人は7割を超えており、増税後の制度に慣れてきている印象です。
そして、増税後に行動や考え方が「変わった」という人よりも、「変わらない」という人の方が多くのが注目されます。
消費税増税への不満はあっても、それと日常の行動は別物なのかもしれません。
もう少し、増税から時間が経った時点で、実際のお金の使い方が、どのように変わってくるのかが注目されます。