2019年の1年間で、一つの県に匹敵する人口が減った
[2019/12/27 00:00]
鳥取県の全人口に近い人口減少
厚労省が、日本における日本人の人口が、2019年の1年間に50万人以上も減ったという推計を発表しました。
2019年に生まれた日本人は「86万4千人」で、死亡した日本人は「137万6千人」でした。
差し引きで、「51万2千人」が減ったことになります。
全国の都道府県でもっとも人口が少ない「鳥取県」の推計人口は「55万8千人」ですが、それに近い数の日本人がいなくなったことになります。
日本人の人口は、2007年から13年連続で減り続けていますが、2019年は戦後最大の人口減少となりました。
結婚や離婚の数は、ほぼ横ばい
人口の増減に影響する「婚姻件数」は、58万3千組でした。
一方、「離婚件数」は、21万組でした。
前年に比べると、「婚姻件数」は微減、「離婚件数」は微増です。
「結婚」に対する「離婚」の割合は大きくなり続けており、結婚の3分の1に近づいています。