2018年の1年で、人口が「44万8千人」減少。戦後最低の出生率

[2018/12/25 00:00]

1年間に「44万8千人」減る

2018年に、日本人の人口が「44万8千人」減ったと、厚労省が発表しました。

日本人の人口は、2007年から11年連続で減り続けています。

生まれた日本人は「92万1千人」で、前年より2万5千人減りました。

死亡した日本人は「136万9千人」で、前年より2万9千人増えました。

少子高齢化の勢いが、2018年も続いていることが分かります。

出典:データを基に編集部が作成

出生率は戦後最低

人口千人当りの、生まれた人の割合である「出生率」は「7.4」で、戦後最低を更新しました。

戦後最高だった1947年の「34.3」に比べると、ほとんど5分の1に下がったことが分かります。

一方、人口千人当りの死亡した人の割合である「死亡率」は「11.0」で、1947年に記録した戦後最高の「14.6」に近づいています。

高齢者人口の増加に伴って、今後も「死亡率」は上昇する見込みです。

出生率が大きく下がり、死亡率が徐々に上昇しているのが、2018年現在の状況なのです。

出典:データを基に編集部が作成
[シニアガイド編集部]