シニアのスマホ利用時間は1日「1時間半」、毎月の料金は「4,425円」
50歳以上の人のスマホ事情
携帯電話のイオンモバイルが「シニアのスマートフォン利用に関する調査 」の結果を公開しています。
2019年10月に行なわれたインターネット調査には、50歳~79歳の男女10,000人が回答しています。
スマホの所有率は「67.6%」
インターネットを利用するための機器で、所有しているものを聞いています。
一番多いのは「ノートPC」でしたが、「スマホ」はAndroidとiPhoneを足すと、それを上回ります。
実際には、AndroidとiPhoneの両方を持っている人がいるので、スマホを持っている人の割合は「67.6%」になります。
月額料金の平均は「4,425円」
毎月のスマホの利用料金を聞いています。
一番多い回答は「2,000円以上3,000円未満」と「3,000円以上4,000円未満」でした。
全体の平均金額は「4,425円」です。
利用時間は1日1時間半
スマホの1日の利用時間は、「30分未満」が一番多く、7割以上の人が2時間未満でした。
全体の平均は「88分」ですから、ほぼ1時間半です。
一番便利なのは「天気予報」
スマホを利用している1,000人に対象を絞り、「スマホを利用していて便利だと感じること」を聞いています。
「天気予報」「LINEなどのコミュニケーションツール」「地図・ナビゲーション機能」の3つが、60%を超えています。
難しいのは「アプリの選択」
一方、「スマホを利用していて難しいと感じること」では、「似たようなアプリがたくさんあってどれをダウンロードしていいのかわからない」と「パスワードがアプリごとに様々で管理が大変」が挙がっています。
アプリの選択など、自由度が高く選択肢が多いというスマホの特徴が、難しさと感じられているようです。
また、アカウントの管理は、すべてが電話番号で管理され、自分では意識しないで済んだガラケーに慣れているシニアにとって、面倒くさい存在のようです。