「加熱式たばこ」は30代が中心。喫煙者の2~3割が利用

[2020/1/16 00:00]

4月から「屋内禁煙」が基本に

喫煙を制限する「改正 健康増進法」が、2020年4月から本格的に施行されます。

これによって、屋内は原則的に禁煙となり、喫煙ができるのは指定された専用の場所だけになります。

では、現在、喫煙をしている人はどれぐらいの割合なのでしょうか。

また、普及が進んでいる「加熱式たばこ」と、従来の「紙巻たばこ」の割合は、どうなっているのでしょうか。

厚労省が行なった「国民健康・栄養調査」の結果から、現在の喫煙状況を紹介しましょう。

2019年11月に行なわれた、この調査には、全国の3,268世帯が回答しています。

喫煙率は「17.8%」

回答者のうち、喫煙をする習慣がある人は「17.8%」でした。

男女差は大きく、男性は「29.0%」ですが、女性は「8.1%」に留まっています。

出典:厚労省のデータをもとに編集部が作成

喫煙者は30代から60代の男性が中心

喫煙する人の割合を年齢別に見ると、30代から60代の男性が多いことがわかります。

この年代では、3割を超える人が習慣的に喫煙しています。

出典:厚労省のデータをもとに編集部が作成

「加熱式たばこ」を吸う人は2~3割

喫煙の対象となっている「たばこ」の種類を見てみましょう。

従来の「紙巻たばこ」は8割前後で、「加熱式たばこ」は2~3割です。

両方を吸う人もいるので、合計は10割を超えています。

なお、葉巻などの「その他」のたばこを吸っている人は多くありません。

出典:厚労省のデータをもとに編集部が作成

「加熱式たばこ」は30代が中心

今度は「加熱式たばこ」だけを吸う人の割合を見てみましょう。

「加熱式たばこ」だけを吸う男性は「22.1%」、女性は「14.8%」でした。

男女とも、年齢による差が大きく、「30代」が中心で、「20代」と「40代」が続きます。

「50代」以上で、「加熱式たばこ」を吸う人は多くありません。

「加熱式たばこ」は、新しい製品だけに、若い世代を中心に受け入れられていることが分かります。

出典:厚労省のデータをもとに編集部が作成

禁煙したいと思っている人は「3割」

最後に、喫煙の習慣がある人のうち、禁煙しようと思っている人は、どれぐらいいるのでしょうか。

「たばこを止めたい」と思っている人は、回答者全体では「32.4%」、男性は「30.6%」、女性は「38.0%」でした。

だいたい、たばこを吸っている人の3割ぐらいは「禁煙したい」と思っているようです。

そういう人にとって、今回の「屋内禁煙」の実施は、一つのきっかけになるかもしれません。

出典:厚労省のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]