たばこの喫煙者率は「17.9%」。昨年より「0.3%」下がる
[2018/8/1 00:00]
男性は女性の3倍以上
日本たばこ産業(JT)が、2018年の「全国たばこ喫煙者率調査」の結果を公開しています。
この調査は、2018年5月に、全国の19,442人を対象に行なわれました。
全国の喫煙者率は「17.9%」で、前年よりも0.3%下がりました。
喫煙者率は男性が3倍も高く、男性は「27.8%」、女性は「8.7%」でした。いずれも、前年よりも少なくなっています。
「40代」がピーク
喫煙者率を年代別に見ると、男女とも「40代」がピークとなっています。
「50代」からは喫煙者率が下がりはじめ、「60歳以上」は全世代で一番低くなっています。
喫煙者率が下がる理由
喫煙者率は、年々下がっていますが、JTではその理由を次のように述べています。
要因は複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、増税・定価改定等によるものと考えております。引き続き、たばこを吸われる方と吸われない方との協調ある共存社会の実現に向けて努力してまいります。