真夏になってもマスクを着ける人が7割を超える
千人に聞いた熱中症に関するアンケート
健康総合企業のタニタが、「熱中症に関する意識・実態調査」の結果を公開しています。
2020年6月に行なわれたインターネット調査には、全国の男女1,000人が回答しています。
この記事では、熱中症とマスクの着用に関する結果を紹介します。
夏になってもマスクはやめられない
「夏になってもマスクの着用を続けようと思うか」と聞いています。
「そう思う」人は75%で、回答者の4分の3は、これから夏に向かってもマスクを着け続けるつもりです。
さらに、「最高気温が35度を超えた『猛暑日』でもマスクを着用しようと思うか」聞いています。
「そう思う」人は、60%と、こちらも多くなっています。
現在のように、新型コロナウイルスの新規感染者が減らない状況では、この夏は暑くてもマスクの着用を続ける人が多いのです。
運動するときでもマスクをする人が多い
屋外でのマスクの着用について、もう少し見てみましょう。
「屋外で十分な距離が確保できる場合もマスクを着用しようと思う」人は56%で、半数を超えました。
さらに「外で運動(ウオーキングやジョギングなど)をする際もマスクを着用しようと思う」人も、42%います。
「マスクを外す」ことが熱中症予防のポイント
政府による「新しい生活様式」では、基本的な感染症対策としてマスクの着用が挙げられています。
しかし、熱中症予防のポイントの1つとして、適宜マスクを外すことも指示されています。
これを知っていた人は54%で、半分を超えました。
年代別にみると、年齢が高くなるほど、マスクを外すことが熱中症予防のポイントとなっていることを知っている人が増えています。
人との距離が確保できたらマスクを外そう
マスクを着用すると体温が上昇しやすく、熱中症の危険が高まります。
屋外で、人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外すようにしましょう。
特に、運動しながらマスクを着用すると、身体に負担がかかり、熱中症のリスクが高まります。
屋外で人との距離が保てているときは、マスクを外しましょう。
そして、十分に水分を補給してください。