しゃべった言葉を、その場で文字にしてくれる筆談専用端末「ポケトークmimi(ミミ)」
筆談専用の小さな端末
ソースネクストは、9月4日に、AIボイス筆談機「ポケトークmimi(ミミ)」を発売します。
価格は、税別で29,800円です。
「ポケトークmimi」は、耳が遠くなった人や不自由な人と筆談をするための端末です。
本体のボタンを押しながら話をすると、その場で文字に変換して、画面に表示します。
つまり、しゃべった内容をそのまま文字として表示してくれるので、スムーズに筆談が進みます。
マイクは、周囲の雑音に影響されにくいノイズキャンセリング機能付きです。
文字の大きさが変えられる
「ポケトークmimi」の本体サイズは、65×11×123mm(幅×厚み×高さ)で、重量は約128gです。
ディスプレイのサイズは3.97インチなので、小さめのスマートフォンぐらいの大きさと思えば良いでしょう。
ディスプレイの画面表示には、読み取りやすい教科書体フォントを使用しています。
文字の大きさは変更できるので、老眼の人でも読み取りやすくなっています。
電源はUSBで充電
「ポケトークmimi」は充電式で、本体のUSB Type-C端子から充電します。
充電用のUSB充電器は、本体に付属しています。
充電用のクレードル(置き台)は、別売で3,000円(税別)で用意されています。
通信回線を経由して文字に変換している
実は「ポケトークmimi」は、音声から文字への変換は本体では行なっていません。
「ポケトークmimi」は本体に内蔵されているマイクで音声を受け取り、ネットワーク上に用意されたクラウドにあるAI(人工知能)に送って、そこで文字に変換します。
クラウドからは、変換された文字が送られてきて「ポケトークmimi」に表示されます。
つまり、「ポケトークmimi」は、ネットワークが使える場所でないと機能しません。
そのため、「ポケトークmimi」は、無料で使える携帯電話回線を内蔵しています。
この回線は、国内専用で、2年間無料で利用できます。
つまり、「ポケトークmimi」が利用できるのは、基本的には日本国内に限られます。
また、使用できる期間は2年間に制限されています。
どうしても海外で利用する場合は、Wi-Fi(無線LAN)接続や、スマートフォンのテザリング機能を利用する必要があります。
利用期間の延長も予定されていますが、実際の手順は後日公開予定となっています。
月額1,980円のレンタルサービスも
「ポケトークmimi」のような器具は、実際に試してみないと、自分が必要としている用途に合った製品なのかどうかがわかりません。
ソースネクストでは、月額1,980円(税別)でレンタルも行なっています。
レンタル期間は、最短1カ月で、申し込みは専用サイトで行ないます。
レンタル料金の決済はクレジットカードを使用します。
興味のある方は、まずレンタルサービスで試してみましょう。