新型コロナで普及した「Web会議ツール」と「ビジネスチャットツール」のランキング
コロナ対策で用途が拡大
ユーザーの満足度調査を行なう「オリコン顧客満足度」が、「Web会議ツール」と「ビジネスチャットツール」のランキングを公開しています。
新型コロナウイルスの感染予防対策として、テレワークをする人が増えており、社内外のコミュニケーションを担う存在として、これらのツールが重要となっています。
特に「Web会議ツール」は、大学の授業やオンライン帰省などのプライベートな分野でも使われており、特別な道具から普通の人も使うツールへと変わりつつあります。
Web会議ツールの1位はZoom
「Web会議ツール」は、週1回以上利用している3,271人が回答しています。
1位となったのは「Zoom Meetings」でした。
5つの評価項目のうち、「ツールの使いやすさ」「音声・ビデオ機能の充実さ」「カスタマイズ設定のわかりやすさ」で1位を獲得しました。
ユーザーからは次のようなコメントが寄せられています。
- 「使い勝手がよく、比較的年齢の高い人にも参加して頂けた。細かい画面割りが設定出来たのもありがたかった(40代女性)」
- 「録画機能とチャット機能によって、あとで会議内容を確認することができた点(60代女性)
なお、4つの用途別ランキングでも、「グローバル会議」「商談」「セミナー・勉強会」で1位となりました。
ランキングの2位は「Google meet」でした。
評価項目では「会議への参加・招待のしやすさ」と「管理機能の充実さ」の2つで1位となっています。
また、用途別ランキングでは、「社内会議」で1位となりました。
ビジネスチャットツールの1位は「Slack」
テキストベースのビジネスチャットツールは、週1回以上利用している3,826人が回答しています。
ランキングの1位は「Slack(スラック)」でした。
4つの評価項目のうち「ツールの使いやすさ」と「チャット機能の充実さ」で1位を獲得しています。
「Slack」については、次のようなコメントが寄せられています。
- 「既読やお礼など簡単な応答であればスタンプで代用できるなど、スムーズかつ無駄のないレスポンスができて、とても便利なツールだと感じました(40代女性)
- 「チャットするグループ設定ができて特定の人と素早く情報交換できた(40代女性)
ランキングの2位は「Cisco Webex Teams」で、「管理機能の充実さ」と「カスタマイズ設定のわかりやすさ」で1位となりました。