北海道で新型コロナ感染者が急増。「札幌市」との往来自粛を要請
[2020/11/20 00:00]
札幌市との往来自粛を要請
北海道は、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、11月27日までの期限で、追加の対策を要請しています。
要請の内容は、「札幌市と、それ以外の地域で、不要不急の往来を控える」という、かなり強い内容となっています。
札幌市のみ独自の規制
北海道は、新型コロナウイルスの陽性者の増加を受けて、独自の警戒ステージを「3」に引き上げていました。
これに伴い、札幌市内のすすきの地区では深夜の営業自粛を要請するなど、強い対策を取っています。
しかし、陽性者の増加は止まらず、直近7日間の新規感染者数は「1,529人」に達しています。
北海道では、これを受け「札幌市を対象に、道独自のステージ4相当の強い措置」を講じることになりました。
それによる追加対策として、「札幌市と、それ以外の地域での不要不急の往来の自粛」を要請しています。
「同居する家族以外との会食」を控えるよう要請
札幌市では、この要請を受けて、次の行動指針を呼びかけています。
- 感染リスクを回避できない場合は、不要不急の外出を控えてください
- 感染リスクを回避できない場合は、市外との不要不急の往来を控えてください
- 今は、同居する家族以外との会食は、なるべく控えてください
- 必要な場合でも、4人以内の少人数での会食にとどめてください
- 2時間以上に及ぶ飲酒は控えてください
現在のところ、新型コロナウイルス陽性者の発生と、医療機関への影響は「札幌市」に留まっています。
これを、札幌市外や、北海道外に拡大しないように、旅行者を含めた札幌市内にいる人の行動の制限が求められています。