2021年度の年金額が、4年ぶりに引き下げ。「0.1%」減額

[2021/1/25 00:00]

4月から「0.1%」減額

厚労省が、令和3年度(2021年度)の年金額を公開しています。

2021年4月からの年金は、0.1%の引き下げとなります。

これは、年金の金額が連動している、賃金の指標が0.1%下がったためです。

年金の金額が下がるのは、2017年度以来4年ぶりです。

各年金の1カ月の支給額は次の通りです。

「国民年金」の満額は、「66円」下がり、「65,075円」になります。

「厚生年金」は、夫婦2人のモデルで2人合わせて「228円」下がり、「220,496円」になります。

なお、「年金生活者支援給付金」は、「5,030円」のまま据え置かれています。

国民年金保険料は、2022年4月から減額

また、賃金の変動に伴って、「国民年金保険料」も、2022年度に下がります。

2021年年度は「16,610円」ですが、2022年4月からは「20円」下がって「16,590円」となります。

これに伴い、国民年金保険料を前納した場合の金額は、次のように変わります。

口座振替の場合

  • 6カ月前納 98,530円(1,130円割引)
  • 1年前納 195,140円(4,180円割引)
  • 2年前納 382,550円(15,850円割引)

なお、現金やクレジットカードで前納した場合は、割引率が下がりますので、注意してください。

[シニアガイド編集部]