「沖縄」の緊急事態宣言は7月11日まで延長。東京は「まん延防止等重点措置」に

[2021/6/19 00:00]

「沖縄」のみ緊急事態宣言が続く

6月20日が期限となっていた「緊急事態宣言」について、解除される県と継続する県が公開されました。

「緊急事態宣言」が出ていた10都道府県のうち、沖縄県のみ7月11日まで継続が決まりました。

そして、北海道、東京、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡は、「まん延防止等重点措置」に切り替えられます。

残りの岡山、広島は、「まん延防止等重点措置」にならず、そのまま解除となります。

東京周辺の「まん延防止等重点措置」は継続

また、「緊急事態宣言」に準じた行動制限である「まん延防止等重点措置」についても、解除と継続に分かれました。

「まん延防止等重点措置」が出ていた5県のうち、埼玉、千葉、神奈川は、そのまま7月11日まで継続されます。

残りの岐阜と三重は解除となります。

11の都道府県で対策が続く

6月21日以降の、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の状態は次のようになります。

緊急事態宣言

【7月11日まで】沖縄

まん延防止等重点措置

【7月11日まで】北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡

期限は7月11日で統一されており、「緊急事態宣言」が1県、「まん延防止等重点措置」が10都道府県です。

新規感染者の発生が減らない

「緊急事態宣言」が、唯一継続された沖縄県は、新規感染者の発生が止まらず、確保している病床の89%が使用されている状態です。

また、「まん延防止等重点措置」に切り替えられた東京なども、新規感染者の下げ止まりが続いており、重点地域では強力な対策が行なわれます。

「緊急事態宣言」が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスの流行は終了していません。

個人が行なっている感染予防対策は、当分の間、続ける必要があると覚悟しておきましょう。

出典:内閣官房
[シニアガイド編集部]