ついに8割を超えた、シニアのスマートフォン利用率
[2021/8/12 00:00]
シニアの携帯電話事情調査
マーケティング会社のMMD研究所が、「シニアの携帯電話利用状況」の調査結果を公開しています。
2021年7月に行なわれたインターネット調査には、60歳~79歳の男女1万人が回答しています。
この調査により、シニア層のスマートフォン(スマホ)利用が、8割を超えていることが分かりました。
スマホ利用が8割を超える
回答者1万人のうち、携帯電話などのモバイル端末を所有している人は93.8%でした。
主に使っている端末を聞くと、「スマホ」が84.7%、「フィーチャーフォン(ガラケー)」が11.4%でした。
この2つ以外では、4G対応のケータイ端末(ガラホ)が3.9%あります。
ガラケーユーザーの半分はスマホに乗り換えたい
ガラケーおよびガラホの利用者1,334人に、スマホに乗り換えたいかと聞いています。
「いますぐにでも乗り換えたい」が2.5%、「いますぐにではないが、乗り換えを検討している」が45.7%でした。
ほぼ半分の人が、スマホへの乗り換えをしたいと考えています。
9年間で入れ替わった両者のシェア
スマホの利用率は、前回の調査では77%でしたが、今回はさらに増えて80%を超えています。
2012年の調査では、スマホが1割、ガラケーが9割でしたが、たった9年間で入れ替わりました。
ガラケーおよびガラホから、スマホへの乗り換えを考えているユーザーも多いことから、スマホのシェアは、さらに増えていくと思われます。