「緊急事態宣言」に北海道など8道県を追加
[2021/8/27 00:00]
27日から8道県を追加
政府は、新型コロナウイルス対策として、「緊急事態宣言」に8道県を追加します。
追加されるのは、北海道、宮城、岐阜、愛知、三重、滋賀、岡山、広島です。
緊急事態宣言の対象地域は、21都道府県となりました。
また、緊急事態宣言の前の段階である「まん延防止等重点措置」に、4県を追加します。
追加されるのは、高知、佐賀、長崎、宮崎です。
まん延防止等重点措置の対象地域は、12県となりました。
新たに追加された地域は、8月27日から対象となり、9月12日で終了します。
1日2万人を超える新規陽性者
新型コロナウイルスの流行は、全国で勢いを増しており、新規陽性者数は1週間平均で2万人を超えます。
これに伴って、入院治療を要する人も増え、20万人を超えました。
一部の県では、病院のベッドが足りず、自宅療養を強いられる例が増えています。
すでに、 「新規陽性者」になったり、重症になったら、入院して治療してもらえると考えてはいけない状態になっているのです。
すでに7割の県が対象
今回の追加により、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象地域は、合計で33となりました。
これは、全国47都道府県の7割を占めます。
しかも、今回、追加対象にならなかった県でも、追加で対象になる可能性があります。
また、すでに対象となっている地域も、9月12日で終了せずに、再度の延長を強いられる可能性が高まっています。
各県が発令している感染予防対策に従って、新型コロナウイルスに感染しないように努めてください。
- 「緊急事態宣言」の対象地域
北海道、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡、沖縄、 - 「まん延防止等重点措置」の対象地域
福島、山梨、富山、石川、香川、愛媛、高知、宮崎、熊本、鹿児島、佐賀、長崎、