ついに50%を超えた、新型コロナウイルスのワクチン接種率
[2021/9/14 00:00]
2回目を接種した人が50%を超える
首相官邸は、新型コロナウイルスのワクチン接種率が「50%」を超えたと発表しました。
9月13日時点の、総接種回数は「1億4,431万2,589回」で、ワクチンを2回接種した人の割合は「50.9%」となりました。
世界のワクチン関連情報を提供している「Our World in Data」によれば、ワクチンの接種率はポルトガルが80%と高く、イギリスが64%、アメリカが53%となっています。
日本は、ワクチンの接種が遅れていましたが、ようやく諸外国に追いついてきました。
「65歳以上」は88%が接種済み
日本のワクチン接種は、当初は医療関係者と「65歳以上」の高齢者が優先されていました。
そのため、「65歳以上」に限ると、接種率が「88.0%」に達しています。
高齢者の9割近くが、ワクチンを2回接種済みなのです。
しかし、現在は、高齢者の優先が終わり、12歳以上の国民すべてが対象となっています。
ワクチン接種者に占める「65歳以上」の割合は「48.8%」まで下がっており、「65歳未満」にも、接種が進んでいることが分かります。
今後は、「65歳未満」の割合が更に増えていくことでしょう。