仕事のスキルアップのためにやっているのは「資格の取得」。目標は「収入アップ」
[2021/10/12 00:00]
仕事のスキルアップについてのアンケート
ビズヒッツが「仕事のスキルアップのためにしていることランキング」の結果を公開しています。
2021年9月に行なわれたインターネット調査には、働いている男女500人が回答しています。
何か努力している人が6割以上
スキルアップのために、何らかの努力をしているかどうかを聞いています。
スキルアップの努力をしている人は、「している」と「まあしている」を合わせて68.0%でした。
回答者の半分以上は、仕事に役立つ何かをしているようです。
一番多いのは「資格の取得」
「スキルアップのためにしている」のは、どんなことでしょう。
もっとも多いのは「資格取得」でした。
例えば、次のようなコメントが寄せられています。
- 会社に資格援助の福利厚生が有るので、それを利用し、資格の取得に努めている(30代男性 メーカーの総務課)
- 医療事務の資格を持っていますが、新たに介護事務の資格を取ろうと勉強中(50代女性 医療事務)
次に多いのが「仕事に役立つ勉強・情報収集」です。
例えば、次のようなコメントが寄せられています。
- 法改正など情報収集(40代女性 コンサルティングの事務職)
- 使用ソフトを使いこなすために本やネットで調べてスキルアップができるようにしている(30代女性 イラストレーター)
こちらは、仕事に直結する知識や技術の習得に努めている人が多いようです。
目標は「収入アップ」
スキルアップのために何かしている人は、どういう理由でスキルアップしたいのでしょう。
一番多い回答は「収入アップしたい」でした。
例えば、次のようなコメントが寄せられています。
- 資格を取ることで、会社から手当てが出るので(60代以上男性 ITエンジニア)
- 現在の状況を変えて、収入アップに繋げたい(20代男性 公務員)
次に多かったのが「転職を見据えて」でした。
例えば、次のようなコメントが寄せられています。
- 仕事を失っても、スキルがあれば再就職しやすいから(20代女性、一般事務)
- 将来転職が必要になったとき、スキルで差別化すれば有利に転職活動ができると考えています(40代男性 食品会社の研究職)
「転職する際に、自分がどのように働いていたかを文章や面談で話しても説得力がない可能性も高いが、資格があれば強みがでると思う」いう意見もありました。
また、社外への転職ではなく「社内で希望部署に異動したいから」と答えた人もいます。
目標はなんであれ、現状を変えるために自分を磨く努力をするという姿勢が好ましいことは間違いありません。