年末年始の国内線は予約率65%。旅行先によっては早めの予約を

[2021/12/19 00:00]

「国内線」の予約率は6割

年末年始の航空各社の予約状況が公開されました。

2021年年末から2022年年始にかけての予約率は、国内線が60%台、国際線が30%台となっています。

出典:航空各社のデータをもとに編集部が作成

一部では混雑もある「国内線」

国内線は、予約の実数で見ても、昨年より増加しています。

航空大手のJAL(日本航空)では、「予約数は全方面的に前々年比7~8割程度まで回復しています。特に北海道方面・九州方面は前々年比9割程度まで回復しており、需要の旺盛な日は臨時便の設定や機材の大型化を実施しています」としています。

また、ANA(全日空)も、「予約数は堅調に増加しており、コロナ前2019年度比は71%です」としており、順調に回復しています。

国内線は、そこそこ混んでおり、旅行先や日時によっては、早めの予約が必要でしょう。

出典:航空各社のデータをもとに編集部が作成

回復が遅れる「国際線」

一方、国際線は回復が遅れています。

JALでは「新型コロナウイルス感染症および変異株流行の影響により入国規制がなされたことで、ご予約状況は低調に推移しています」としています。

ANA(全日空)も、「予約が引き続き低調に推移し、コロナ前2019年度比は10%です」としており、新型コロナウイルスによる影響の大きさが分かります。

海外旅行は、まだ慎重に対応する必要があり、この年末年始は見送った方が良さそうです。

出典:航空各社のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]