新型コロナワクチンの3回目の接種、医療関係者は「6カ月後」、高齢者は「7カ月後」に早まる
[2021/12/20 00:00]
3回目の接種を早める
岸田文雄首相は、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について、接種時期を早める方針を発表しました。
現在、3回目の接種は、2回目の接種から「8カ月」の間隔を空けるとされています。
まず、医療従事者等や重症化リスクの高い高齢者施設入所者について、接種間隔を2カ月短縮して「6カ月」とします。
さらに、2022年2月以降は、一般の高齢者についても、接種間隔を1カ月短縮して「7カ月」とします。
短縮の理由は「オミクロン株の感染拡大が懸念される中で、ワクチンの重症化予防効果が比較的早く低下し、かつ、重症化のリスクが高い高齢者の方々を優先して、前倒しを集中させる」としています。
全国では15万人が接種済み
3回目のワクチン接種は、全国では12月1日から開始されています。
すでに、12月17日時点で「149,884回」の接種が行なわれました。
現在は、「18歳以上」の医療従事者のみが対象となっていますが、施設内の高齢者、高齢者、現役世代と、徐々に範囲が広がって行きます。
3回目のワクチン接種には、3回目用の接種券が必要となります。
接種券が届いてから、地元の市区町村のWebサイトなどで予約してください。