2022年の花粉は昨年の1.5倍。2月12日頃から飛散
[2022/1/23 00:00]
今年は昨年の1.5倍
東京都は、春の花粉飛散予測を公開しました。
2022年のスギとヒノキの花粉の量は、花粉が少なかった昨年の1.5倍に増える見込みです。
過去10年間の平均よりも少し多く、1.1倍となります。
花粉が飛び始めるのは、2月12日から16日頃の見込みです。
過去10年間の平均は、2月16日なので、それよりも少し早めになる見通しです。
飛散が始まる前に、早めの対策を
新型コロナウイルスが流行した2020年と2021年は、花粉が少ない年だったことと、マスクの着用率が高かったことから、花粉症の症状が目立つ人が少なかったようです。
今年は、花粉の量が昨年に比べると1.5倍と多く、過去10年の平均も上回ります。
花粉症による、全身のだるさ、熱感、頭痛、めまいなどの症状が出る前に、医師の診断を受けて、目薬や内服薬を用意しておきましょう。
空気清浄機の導入や、こまめな掃除、洗濯など、生活環境の対策も重要です。
花粉症は、せき、くしゃみ、発熱など、新型コロナウイルス感染症と区別がつきにくい症状が出ることもあります。
花粉が飛び始める前に早めに対策をして、少しでも症状を抑えてください。
通勤電車などでの咳やくしゃみが気になる場合は、花粉症であることを示すバッジなども市販されていますので、利用を検討してください。