濃厚接触者の待機期間を「7日間」に短縮。“エッセンシャルワーカー”は「4日間」

[2022/2/2 00:00]

「濃厚接触者」には待機が必要

厚労省は、新型コロナウイルス感染症の「濃厚接触者」に求められている自宅などでの待機期間を短縮しました。

これまで、「10日間」とされてきた、待機期間が「7日間」になります。

さらに、医療関係者などは「4日間」に短縮されます。

すでに厚労省からは通知が発せられており、1月28日から順次実行されます。

待機期間の短縮は、オミクロン株の潜伏期間が短いことが判明したためとしています。

一般は「7日間」、医療関係者などは「4日間」

新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が出ると、家族や会食をともにした人などが「濃厚接触者」として指定されます。

そして、感染拡大を防ぐために、「濃厚接触者」は、自宅やホテルでの待機を求められます。

この待機日数が「7日間」となり、8日目から解除されます。

なお、日数の数え方は、最後に接触した日を「0日」とし、翌日を「1日目」として数えます。

「社会機能維持者」は幅広く指定されている

なお、医療関係者などの「社会機能維持者」の場合は、待機日数が「4日間」となりました。

4日目と5日目に、抗原定性検査を行ない、結果が陰性であれば、5日目から解除されます。

抗原定性検査キットは、薬事法によって承認された製品が必要です。

なお、“エッセンシャルワーカー”とも呼ばれる「社会機能維持者」は、国の「基本的対処方針」によって指定されています。

具体的には、医療関係者や介護関係者を始め、警察/消防や電気/ガス/水道など、多くの職種に及んでいます。

社内ルールを定める際には、「社会機能維持者」に含まれているかどうかの確認を行なってください。

[シニアガイド編集部]