新型コロナワクチン、3回目の接種率が30%を超える。高齢者はもうすぐ70%
[2022/3/16 00:00]
3千万人以上が3回目を終了
新型コロナウイルス感染症の3回目のワクチンを接種した人が、全国民の30%を超えました。
首相官邸によれば、3月14日時点で3回目のワクチン接種をした人は「3,806万7,071人」でした。
全国民に対する接種率は「30.1%」です。
20%を超えたのが3月1日なので、半月足らずで10%増えたことになります。
3回目の接種をした人のうち、「2,500万1,403人」が65歳以上の高齢者でした。
高齢者の接種率は「69.9%」になりました。
ファイザーの割合は60%
3回目の接種に使用されているワクチンは、ファイザーとモデルナの2種類です。
3回目の接種は、1回目/2回目と同じワクチンでも、異なるワクチンでも問題ありません。
現在は、ファイザーが60%、モデルナが40%を占めています。
3月に入ってからは、モデルナの割合が増えてきました。
「18歳以上で2回目から6カ月過ぎた人」が対象
3回目のワクチン接種は、「18歳以上で、2回目接種を完了した日から、6カ月以上が経過した人」が対象となっています。
新型コロナウイルス感染症のワクチンは、3回目の接種をすることで、体内の抗体が増えて感染しにくくなります。
また、感染した場合でも、重症になりにくいとされています。
現在、新型コロナウイルスは「第6波」の流行が続いています。
できるだけ早く3回目の接種を行なうことを検討してください。