ペットの年間費用。犬は「5~10万円」、猫は「5万円未満」が最多
[2022/4/21 00:00]
ペットの飼い主に聞いた飼育費
ペット保険のアイペット損害保険が、ペットの飼育費の調査結果を公開しています。
2022年3月に行なわれたインターネット調査には、全国の犬と猫の飼い主1,018人が回答しています。
内訳は、犬の飼い主が565人、猫の飼い主が453人です。
猫の方が費用が少ない
まず、2021年にペットにかかった費用の合計を聞いています。
犬の飼い主は「5~10万円」が最多でした。
次に多いのは「10~20万円」で、「5万円未満」が続きます。
一方、猫の飼い主は「5万円未満」が最多でした。
次に多いのは「5~10万円」で、「10~20万円」が続きます。
犬と猫では、猫のほうが費用が低い傾向です。
犬と猫では使い道が異なる
ペット関連の支出で、もっとも金額が大きいと感じるものを聞いています。
犬の飼い主は「病気やケガの診療費」が一番多く、「ワクチン・健康診断などの予防費用」と「フード・おやつ」が続きます。
犬に特有の支出としては「トリミング代」や「ドッグランなどのレジャー関連費」が挙がっています。
猫の飼い主は「フード・おやつ」が一番多く、「病気やケガの診療費」と「ワクチン・健康診断などの予防費用」が続きます。
猫に特有の支出としては「トイレシーツなどの日用品購入費」が挙がっています。
「今年も同じぐらいの金額」が7割
ペットに関する費用が、今年はどう変わるかを聞いています。
犬の飼い主の63%、猫の飼い主の73%は「変わらない」と答えています。
犬の飼い主の32%、猫の飼い主の22.5%が「増えそう」としています。
ペットにかかるお金は、今年も同じぐらいという人が多いのですが、増えるか減るかと言えば、増える可能性の方が高いというところでしょう。