ようやく「50%」を越えた3回目のワクチン接種率

[2022/4/26 00:00]

3回目の接種率が50%を越える

新型コロナウイルスワクチンの3回目を接種した人の割合が、ようやく半分を超えました。

3回目のワクチン接種は2021年12月1日に始まり、2022年4月25日の時点で「6,438万9,878回」に達しました。

これは全国の人口に対して「50.0%」にあたります。

なお、65歳以上の高齢者に限ると、接種率は「86.9%」です。

出典:首相官邸のデータをもとに編集部が作成

低年齢層の接種率の低さが課題

3回目の接種は、12歳以上で、2回目の接種が終わってから6カ月以上が経過した人が対象となっています。

ただし、以前は高齢者の接種が優先されていました。

また、「12~19歳」が接種可能になったのは、ごく最近のことです。

そのため、3回目の接種を受けた人は、高齢者層に偏っています。

現在、東京などでは、第6波の流行が抑えきれない状態が続いています。

そして、3回目の接種率が低いことは、その原因の一つとされています。

まだ、3回目の接種をしていない人は、自分や家族への感染を防ぐために、前向きに接種を検討してください。

出典:首相官邸のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]