回転寿司で好きなネタは「サーモン」。サイドメニューは「茶碗蒸し」
回転寿司についてのアンケート
マルハニチロが、「回転寿司に関する消費者実態調査」の結果を公開しています。
2022年2月に行なわれたインターネット調査には、月に1度以上回転寿司を利用する、全国の男女3,000人が回答しています。
好きなネタは「サーモン」
「よく食べているネタ」の1位は、男女とも「サーモン」でした。
2位は、男性が「マグロ(赤身)」、女性が「エビ」と分かれます。
サイドメニューの1位は「茶碗蒸し」
「よく食べているサイドメニュー」の1位は「茶碗蒸し」でした。
ただし、男性は「みそ汁/赤だし」が1位で、「茶碗蒸し」は2位になっています。
また、「ラーメン」「うどん」「ケーキ」「パフェ」など、寿司とは異なる分野のサイドメニューも人気があります。
食べる量は男女差が大きい
「寿司を何皿食べるか」を聞いています。
平均は「9.6皿」ですが、男性の平均は「11.3皿」、女性の平均は「8.0皿」と性別による差がかなりあります。
1人当たりの費用は「1,572円」
「1人当たりの費用」を聞いています。
全体の平均は「1,572円」でした。
食べる皿の枚数が違うので、男性は「1,756円」、女性は「1,389円」と差があります。
回っているネタを食べる人は少ない
「回っているネタと注文して握ってもらうネタのどちらが多いか」を聞いています。
「注文して握ってもらうネタ」を選ぶと人が、8割を超えています。
ジャンル名は「回転寿司」ですが、実態は回っているネタを食べるよりも、自分用に注文して握ってもらう方が主流になっています。
「テーブル席」を選ぶ人が多い
「回転寿司店で座る席」を聞いています。
回答者の8割が「テーブル席」を選んでいます。
それだけ、一緒に行った家族と落ち着いて食べたいという人が多いのでしょう。
人気のサイドメニューを見ても、寿司から離れたものが多いことから、「寿司を食べに行く」のではなく、ファミレスやカフェのように利用している人が少なくないことが分かります。
カウンターに座って、回ってくる寿司をつまむという、古い回転寿司店のイメージを持っている人は、一度、今の回転寿司店を試してみてはいかがでしょう。